「海の素」

*** 海の素 ***

やさい村お店

[発売元]やさい村

東京都三鷹市下連雀3-6-25

「海の素」ものかたり -その32-

〜血液疾患・悪性腫瘍〜


少し前4人に一人がガンで亡くなっていると言われてきましたが、今や3人にひとりがガンで亡くなる時代に突入して来ています。
市販されている食品の多くには化学的に作られた化学薬品が食品添加物として使われておりそれに農薬や窒素酸化物や放射能まで加わってからだを痛めつけているのですから、ガンにならない方が不思議なくらいなのかもしれません。
おかしな時代ですがそれをおかしいと思わなくなっている人々の意識の方がおかしいですね。

ところで、前号でもご紹介した真島真平先生は、海水ミネラルの濃縮液を飲ませたガン患者に好転が見られたと報告されています。
ガン治療や予防にも有効だと言われていました。

以前ご紹介した崔昌禄先生は、「ガン治療の決定打!特効薬はミネラルだった」という本を現代書林から出版されています。
医学界における血液疾患やガンと微量ミネラルの欠乏の報告を少し載せておきます。

〜白血病では、血清、白血球中亜鉛値は低下し赤血球亜鉛値は上昇しているが、血清銅は高値である。
慢性リンパ性白血病ではリンパ球中の亜鉛は低下しlate stageの方がさらに低下し末梢血中のリンパ球総数と負の相関関係がみられる。
悪性腫瘍患者の微量元素代謝異常の原因としては、感染、栄養状態、食欲不振、発熱などのストレス、抗がん剤、抗生剤の影響が考えられる。
悪性リンパ腫、骨肉腫では血清銅が高値、一部の内臓ガンでも血清、赤血球セレン値およびglutathioneperoxidase 活性の低下がみられている。
Sickle cell anemiaでは、血清、赤血球、毛髪中亜鉛値の低下、尿中亜鉛排泄量の増加と共に成長発育障害がある。
リチウムは白血球減少の治療として用いられることがある。
コバルトはビタミンB12の構成部分として必須であり、ヒトにおけるビタミンB12欠乏症の典型的症状に巨赤芽球性貧血、悪性連合性脊椎変性症があるが、ビタミンB12以外の生体内コバルト作用は不明である。〜

いろいろまだ分かっていない事も多いようですが、様々な疾患により体内に蓄えられていた亜鉛をはじめ様々なミネラルが体調回復のためにどんどんと使われ消費されていることは間違いないようです。
血液中に増えて行くという事は体内に蓄えられていたミネラル類が必要とされている所に血液を通じて運ばれている状況で、減少しているのはどこかに運ばれて置いてこられ、後続が続いていない状況でしょう。
そして尿として出てしまうと言う事は体から排出されるということですから、当然のごとく体内では欠乏が起こって、補給されなければ代謝機能がどんどん低下してくると言う事になります。
それを、どう補っていくか、一部は分かって来ていますがそのへんがまだ完全に理解、解明されていないのが現代医学が立っている地平といえましょう。

現代医学に対してもうひとついえば、一人ひとりの血液の質、きれいか濁っているか、健全に機能しているか否か、こうした事をもっと視野に入れるべきです。
そうすれば、食の在り方ももっと医学で検討されるはずです。

生命はまぎれもなく太古の海から産まれました。
地球の全てのミネラルが溶け出した、その母なる母液の中で。
はじめて、いのちを育む事が出来たのです。
そして、今もなお私たちは一日も休むことなく自らの体の中に海を保って生きているのです。

前号でも書きましたがミネラルバランスを保ちながら補給してゆく。
それがわたしたちの考え方です。
この我々に与えられた肉体の中の海を、きれいな海として保つのか、体液や血液と言う体の中の海を汚物だらけにしてしまうのか?
それを決めて実行出来るのは私たち自身です。
わたしたち一人一人に与えられたちいさなからだと
いう海をきれいな海に返し保っていきたいものです。
それが健康を保つことに繋がっています。

つづく >


1 日本国内への配送に適用されます。その他の国についてはこちらをご参照ください
2 (税込)